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金属アレルギー〜明確な治療法のない厄介なアレルギー
時計バンド、アクセサリーによって起こる金属アレルギー。アレルギーは一度起こると一生続くことが多いので、なかなかやっかいです。厚生労働省の調査によると、 アクセサリーなどによる皮膚トラブルは年々減ってはいるものの、やっぱり一番多いのはアクセサリーによるアレルギー性接触性皮膚炎で、その原因の約80%は金属だといわれています。
アレルゲン
1987年、東京都済生会中央病院皮膚科の
金属パッチテスト調べ(単位:%)
ピアスの場合、特に耳たぶを通してつけますから、金属が直接皮下組織と接触し、組織液によって微量ながら溶けだします。そのとき金属イオンが体内に取り入れられて、アレルギーを起こすといわれています。 アクセサリーに用いられる金属の中で最もアレルギーの原因(アレルゲン)になりやすいのはニッケルです。ニッケルは銀白色の光沢があって、鉄と同じように加工しやすいし、しかもさびにくく安価なため、古くからメッキや合金、あるいは金メッキの下地に使われてきました。ところが一方でニッケルは、他の金属に比べて溶けだしやすく、汗をかけば、汗に含まれる塩素イオンの作用でより溶けだしやすくなる性質を持っています。 露天や激安ショップの中には、ニッケルの含まれる粗悪なシルバーを売っているところもあるので気をつけましょう。(SV925の刻印がはいっていても です)そして正確な純度のSV925であっても7.5%は銅なので、 これでかぶれる方もいらっしゃいます。
上のグラフを見てみましょう。
安全だと思われている金でもアレルギーになることがあります。(実は、金は溶け出しにくい代わりに一旦体内に入ると非常にかぶれやすい金属なのです。 また一般的な18金には12.5%もの銅が含まれています)18Kホワイトゴールドは、75%が金、残り25%がパラジウムです。白金Ptというのはプラチナのことです。 銀はどうでしょうか?すくなくともこのテストでは、銀でアレルギーになった方々はいなかったようです。そう、銀は極めてアレルギーになりにくい金属なのです
金属アレルギーって一体なに?
クロム、ニッケル、コバルトなどの重金属類やその他の金属、うるし、染料、医薬品などに接触した部位に一致してアレルギー反応による湿疹をおこすものです。これはアトピー性皮膚炎や気管支喘息、鼻アレルギーなどのように抗原と抗体の反応が起きる体液性免疫反応型アレルギー)とは異なり、主にT細胞という免疫細胞の働きで起こされる細胞性免疫反応型アレルギー)です。パッチテストといって、実際のアレルゲン物質を皮膚に貼ってみて、その反応の出かたで診断することができます。普段身に着けている(ジュエリー)や日用品に使われている金属が、汗や体液でわずかながら溶けて、 イオン化した金属が体内に入り、次に同じ金属が接触すると拒絶反応を起こし、 皮膚がかぶれる状態(アレルギー性接触皮膚炎)をいいます。
なぜアレルギーが起きるの?
一番起こりやすい状態は、ピアスを始めて着けるときです。指輪は表皮の厚い皮にしますので、
金属は表皮に阻まれ体内に入りにくいのですが、ピアスは皮膚を貫いて皮下組織に直接金属が接するため、 拒絶反応を起こしやすいのです。
一度金属アレルギーになったら治らないってホント?
身体に異物が認識され、次回の侵入を防ぐために記憶されることを感作(かんさ)といいます。一度感作されると、金属アレルギーは一生といってよいくらい長い間持続し金属アレルギー自体は治療することができません。皮膚には本来あってはならない物質の進入を拒否し、また細菌が入ってこない免疫反応を起こさせる働きがあります。そこで感作されるときわめて少量の原因物質(アレルギーを起こす金属)と接触するたびに皮膚炎を起こします。通常は6〜48時間の間に反応しますが、時には数日後ということもあります。
アレルギーが起きる原因は一体なに?
金属アレルギーは誰でもかかるというわけではありません。身につけた金属とつけている人の条件でかかります。まず金属ですが溶け出しやすい金属かどうかということです。ニッケルやコバルトなどの、 低品度とされる金属ほど起こしやすいとされています。つけている人の条件では、まずその金属に触れる頻度があります。最初の接触により感作が起こる場合もありますが、 何回も接触を繰り返しているうちに、たとえば何十年にわたって感作される場合もあります。次に、その金属に触れる条件があります。例えば汗をかくことの多い夏に身につければ、 発症しやすくなります。 これは、汗は酸性で、金属は酸に弱いため、金属が溶けるからです。この点からいえば、冬は皮膚炎になりにくく、金属アレルギーと汗の密接な関係を知ることが出来ます。そのほかつける人の体質、例えば汗のかきやすい人かきにくい人、角質層の厚い人薄い人とさまざまな要因が組み合わさって、 アレルギーが引きおこされます。
特にアレルギーを起こしやすい金属ってあるの?
私たちが日常接する金属製品の数は極めて多く、一種類の金属だけで作られているものはほとんど見当たりません。家庭用品の多くは色合いを良くし、耐腐食性を持たせるために、メッキという形で多種金属の表面加工がされています。またジュエリーであっても純金属そのままのものは少なく、多くは合金を用い、あるいはその上にめっき加工を行っています。どんな金属でもアレルギーを起こす可能性を待っています。どの金属が起こしやすいか下の表をご覧下さい。

ニッケル/コバルト/クロム
亜鉛/マンガン/胴
銀/プラチナ/金
チタン
※上に行くほどアレルギーを起こしやすい
ニッケル 女性のアレルギー性接触皮膚炎の原因の第一位です。汗の中の塩素イオンはニッケルを溶かす作用が強く、 過去にニッケルアレルギーにかかった人は少量の汗でもニッケルを身に着けただけで皮膚炎を起こします。 またニッケルが使われている50円玉、100円玉、500円玉などに触れる機会の多い人も、 アレルギーを起こすことがあります。 さらにこの金属は接触した部分だけでなく、血液に運ばれて汗の多い場所に湿疹を出すこともあります。アクセサリーには金メッキ仕上げが行われることが多く、これらの下地にはニッケル・メッキがよく利用されています。 金メッキが傷ついたり磨耗した場合は使用したニッケルが溶け出す場合もあります。
コバルト 女性のアレルギー性接触皮膚炎の原因の第一位です。汗の中の塩素イオンはニッケルを溶かす作用が強く、 過去にニッケルアレルギーにかかった人は少量の汗でもニッケルを身に着けただけで皮膚炎を起こします。 またニッケルが使われている50円玉、100円玉、500円玉などに触れる機会の多い人も、 アレルギーを起こすことがあります。 さらにこの金属は接触した部分だけでなく、血液に運ばれて汗の多い場所に湿疹を出すこともあります。アクセサリーには金メッキ仕上げが行われることが多く、これらの下地にはニッケル・メッキがよく利用されています。 金メッキが傷ついたり磨耗した場合は使用したニッケルが溶け出す場合もあります。
クロム 時計の皮バンドやゴルフの皮手袋で、アレルギー皮膚炎を起こす場合があります。 これは皮製品をなめす過程で6価クロムを用いることがあり、 ニッケル皮膚炎と同様に汗の多い部分や特別にそれと摩擦の多い部分にかぎって、湿疹を出すことがあります
金は溶けにくい金属です。ですから指輪やネックレスのように、 普通に皮膚に接触するくらいではアレルギーは起こりにくいのです。 しかし、最近のピアスの流行で金による皮膚炎が増加しつつあります。 ピアスは皮膚に穴をあけるため、金と皮下組織が直接接触し、体液にさらされる条件がそろっているからです。
アレルギーにならない方法ってあるの?
アレルギーを疑われる人は、身につけない。
医者でどの金属が自分にとってかぶれるかパッチテスト (金、銀、プラチナなどの金属溶液をつけた絆創膏を皮膚にはって状態を見る)を行えば、 そのかぶれる金属を使わないことで防ぐことが出来ます。

ピアスは不衛生な環境でしない。
最初のピアスは、生傷の状態なので、清潔さを保つことが重要です。しかし、清潔を消毒と間違え、 消毒しすぎ(特にアルコールなどの強い消毒液)でかぶれてしまい、さらに悪化させてしまうケースも多いようです。

ピアス素材の選択に気をつける。
金・プラチナ・銀もなりにくい金属ですが、チタンが一番安全との結果が出ています。 またピアス・ポストの長さも重要です。 耳たぶの厚い人がポストの短いもの(耳に入っている部分の長さが6ミリ以下のもの) を着けていると、耳たぶを常に圧迫し、アレルギーを引き起こす原因をつくります。
じゃあ、もしアレルギーになったらどうするの?
もしも、ジュエリーを身につけていて赤くなったり、かぶれたりといった症状が見られるときは、速やかにその使用を止めること。 そのときはたいしたことなく思えても、そのまま身に付けていることでアレルギーを助長させることにもなりえます。 確認せずにわからない状態で放っておくことが最も危険であるともいえます。まず、専門医に見てもらい、 医者の診断にしたがって、その後のジュエリーの使用についてのアドバイスをもらうのが一番だといえます。
   
                                      
取扱商品:アルミ押出形材(OEM含む)・手摺・笠木・下端笠木・間仕切・面格子・エクステリア
パンチング他・付帯する建築金物(アルミ建材・ステンレス製品及び曲物)の金属工事一式。

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